畳・襖・障子の費用と工事期間
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このページでは「畳・襖・障子の費用と工事期間」をご紹介しています。
古くから日本人に愛されている畳ですが、畳にももちろん寿命があります。
日頃の掃除や手入れ、使用状況によって違いはありますが、畳は年数が経つにつれて変色やほつれができて、張替えや交換をする必要があります。
また、畳の張り替え、交換の同時に同じ和室の襖や障子の張り替えや交換を行う方も多いです。
このページでは、「畳・襖・障子の費用と工事期間、耐用年数」などをご紹介します。
このページで学べること
- 畳はどのように・どこを張り替えるかによってかかる費用も施工も変わる。
- 畳の耐用年数は10年、畳床に関しては20~25年使用できる。
- 畳の費用相場は1枚約6,000円からで、畳のグレードによって異なる。
- 畳の張り替えは1日で済み、手軽に依頼することができまる。
- 襖の張り替えは3年が目安、障子は穴や破れなどがなければ3年~4年が目安。
畳の張り替え・交換について
畳の張替えには以下の3種類があり、どのように・どこを張り替えるかによってかかる費用、施工が変わってきます。
新畳:畳の土台、その上の畳すべてを新品に取り替える
表替え:畳の土台はそのままで、表面の畳を新品に取り替える
裏返し:畳を裏返し取り替える
一般的に、傷みが少ない場合は表替え、もしくは裏返しで済むことが多いです。
しかし傷みがひどかったり、畳そのものを変えたい場合、新畳を入れるのが良いでしょう。
畳の耐用年数
畳の耐用年数ですが、新しく畳を使い始めてから5年ほどの間に畳表を裏返して使うと長持ちするとされています。
そして、10年経過を目安にして畳表を交換します。
畳床に関しては、20~25年使用できるといわれています。
交換や裏返しの目安は、変色やほつれ、汚れや臭いなどの状態を見て決めます。
耐用年数は10年といわれる畳ですが、畳のメンテナンスはおよそ3年を目安に行いましょう。
畳は傷んでいないように見えても、日当たりが良いところは色褪せが起こりますし、気づかない内に裏面が痛んでいたりと、案外劣化していることが多いです。
また、一部しか痛みがない場合は、その畳一枚だけの張替え(表替え・裏返し)をすることもできます。
こまめに綺麗な状態を保つことで、畳の表面を支える土台である畳床の劣化を防ぐこともできます。
畳の張り替え・交換の費用相場
畳の費用相場は、シンプルなグレードのもので1枚約6,000円程度から、少しグレードが上がったもので約8,000円程度、最もグレードが良いものは約12,000円程度からがおよその費用相場となります。
しかし、畳にはさまざまなグレードがあり、畳床によっても相場が変わり、マンション用、一般住宅用などでも価格が変わってくる場合があります。
新畳は畳床まで丸ごと交換する必要があるため、新畳の方がやはり表替えよりも費用がかかってしまいますが、経年劣化で畳床にダメージがある場合は新畳への変更する必要があります。
また、畳表を裏返すことで新品同様にする「裏返し」という方法があり、こちらは工賃のみしか発生せず、1枚約3,500円程度が相場となります。
畳自体の傷みが激しいと裏返しても影響がでてしまう場合もありますが、畳交換からまだ2~3年程度経過しただけの場合には比較的有効な方法です。
畳張り替え・交換の工事期間
基本的に、畳の張替えは1日で済みます。
内装リフォームの中でもそんなに大がかりな工事ではないため、業者さんも1人で来ることが多く、手軽に依頼することができます。
他の内装リフォーム工事とは異なり、騒音もほぼないのも嬉しいポイントです。
襖・障子の張り替え・交換の費用と工事期間
襖・障子も汚れが目立ってきたり、日焼けしてしまったり、破いてしまった場合は張り替え・交換が必要となります。
畳を交換する際に同じ和室の建具として、同時に張り替えや交換を行う方も多いです。
襖の張り替えは3年が目安、障子は穴や破れなどがなければ3年~4年が目安とされています。
襖、障子ともに1枚2,500〜3,000円から張り替え、交換が可能ですが、グレードによって大きく金額が変わるので、お部屋に適した素材を選ぶようにしましょう。
また、工事期間は施工する枚数によっても変わりますが、共に平均2〜3日となっています。